房総の自然と文化を楽しもうよ!!
「海いこ山いこ」では、房総の自然や文化遺産などをめぐります。子どもと一緒に行く事を考え、優しいハイキングコースの紹介をしてゆきます。短時間・単独でのプチトリップも楽しいですよ。夫婦やママ友とゆる〜い旅もどうぞ♪
著書「海いこ山いこ のこぎり山」について

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2018年2月4日

人とつながる魅力的な“場”を 富津のアートな癒しのカフェ「グローブ」

外観もおしゃれなカフェ「グローブ」

千葉県富津市亀田にアートな癒しのカフェがあるのをご存知ですか?
 
JR佐貫町駅から西へ徒歩約20分ほどの森の中。駐車場の奥に、ポッと灯りのともる建物がカフェ「グローブ」です。

「こんなところに?」「隠れ家カフェ!」とネット上でも話題になっています。


森のような敷地内に建つ「グローブ」

訪れたこの日は2月3日で節分の日。

温暖な千葉県でも雪が降るほどの寒い季節ですが、店内はオイルヒーターで温められ、静かな時間が流れています。

濃厚なチーズケーキとリンゴのふわふわマフィン


チーズケーキとリンゴのマフィン

注文したのはチーズケーキ&ココアのセット、マフィン&マイルドコーヒーのセット。ともに950円です。

イチゴがアクセントの濃厚なチーズケーキ、バターの香り豊かなリンゴのコンポート入りのふわふわマフィン、どちらもおいしいだけでなくフォトジェニック。

店主の濱本智之さんは、地元の食材を使うようにしつつ、見た目や季節感も大事にしているのだそうです。

口当たりの良いスペシャリティコーヒーは、長生郡長生村のカフェ「KUSA.喫茶」をたずね、このカフェで焙煎した豆を使用しているそうです。

コーヒーを淹れる店主の濱本智之さん

店内は木のぬくもり溢れる癒しの空間。

使われている家具類や棚のデコレーションまで、何もかもが“インスタ映え”しそうです。

夏は大きな窓を全開にして、オープンテラスにするのだとか。

店内は木のぬくもり溢れる

 

人と人、自然がつながる”場”を育むカフェ


濱本さんは、両親とともに約40年前にこの地へ移り住み、子ども時代を過ごしました。

大学に進学して環境デザインを学び、人と関わる空間をつくりたいと考え、構想を描いてきました。

卒業後は県外に住み、飲食店チェーンで店長を務めていましたが、構想を実現するにはカフェが一番良いのではと思い、子どもの頃から過ごしてきたこの地へ戻り、2014年7月にグローブをオープンしました。

空間やものづくりを学んだからこそ、人と人、自然がつながる”場”を育むことができるのかもしれないですね。

夏にはガラス窓を全開にしてオープンテラスに

敷地内には「小さい美術館」


そんな“場”をデザインする濱本さんの母親、高増暁子さんは日本画家。

この土地の身近な題材をテーマにし、富津市の大坪山や酪農の牛、庭先に咲く石蕗など、優しいタッチで描いています。

白い建物は高増暁子さんの「小さい美術館」

敷地内ではかつて、近所の子どもたちのために演劇を行う「森の劇場」を開催したそうです。
約7年前には敷地内にギャラリー兼収蔵庫「小さい美術館」を建て、グローブのオープンとともに一般公開を始めました。

約10点の作品を展示し、季節ごとに入れ替えをするそうです。

ギャラリー内には大小約10点の作品を展示

濱本さんは「カフェというスタイルで、人とつながる魅力的な場でありたい。若い人、子どもの視点も忘れず、楽しさを発信し続けられたら」と、グローブのあり方への思いを語りました。

海の絶景もどうぞ


美しい夕日を拝める海岸

 グローブから数百メートル西には海岸があり、小高い丘から海を眺めることができます。しばし時が経つのも忘れて、夕暮れ時の絶景を眺めるのもいいですよ。

カフェ「グローブ」
場所:〒293ー0057 富津市亀田1237
電話:0439−66−0936
営業時間:午前11時〜午後5時
定休日: 火、水曜日


2018年1月2日

「かいそう」を作ってみた! 正月祝いの郷土料理 千葉県外房地域

「かいそう」とは?


千葉県外房地域の郷土料理「かいそう」

 千葉県の外房地域などの郷土料理で、正月祝いに欠かせないと言われる「かいそう」をご存知ですか。

かいそうとは、スーパーなどで販売されている乾物で海藻のコトジツノマタを煮溶かして、羊羹のように型に流し入れ固めたもので、海苔やかつお節をかけ、醤油をたらして食べます。


「かいそう」作りにチャレンジ!


 東金市などでお茶や海苔を販売する西川園の「本海藻」のパッケージに書かれたレシピをもとに、かいそう作りにチャレンジしてみました。

約50グラムの乾燥したコトジツノマタ

まず、50グラムほどの乾燥したコトジツノマタをザルに開けます。袋を開いた途端に、ふわっと磯の香りがします!!

コトジツノマタの形

 ゴワゴワして硬いコトジツノマタですが、水洗いしているうちに水分を吸って柔らかくなってきます。

ゴミを取り除いたら、1~2センチほどの長さにザクザク切ります。

切ったコトジツノマタはひと晩、水につけておく

 切ったコトジツノマタを鍋やボウルに入れ、コトジツノマタが水面に少し出る程度のひたひたの水にひと晩つけておきます。

30分ほど弱火で煮とかす

ひと晩つけた後、汁は捨てずにそのまま火にかけ、煮立ったら弱火にして30分程かき混ぜながら煮とかします。

鍋底に線が引ける程度のとろみで火から下ろす

芯が柔らかくなり、かき混ぜるヘラで鍋底に線を引ける程度のトロトロ状に溶けたら火からおろし、型に流し入れます。

型に流し込む

 

出来上がり!


そのまま置いた状態で、1時間ほどで固まりました。
冷蔵庫に入れ、冷えたら出来上がりです。

固まったら、食べやすい大きさに切る

好みで青海苔やかつお節、醤油をたらして食べますが、地域によっては、かいそうそのものに味をつける場合もあるかもしれませんね。

食感は、しんの部分がコリコリとしていますが、とろりとした濃厚な寒天のようです。

味は、まさに“海藻”で磯の香りがいっぱい。

苦手な人もいるかもしれませんが、ミネラルやカルシウムなど栄養が豊富で低カロリー。普段の食事に取り入れてもいいかもしれません。


2017年10月28日

蓮の実の甘納豆 千葉市の老舗和菓子店をたずねました

亥鼻亭の店頭で見つけた蓮の実甘納豆

 千葉市中央区の亥鼻公園内にある茶所「亥鼻亭」で、千葉市のマスコットキャラクター「ちはなちゃん」をパッケージにあしらった蓮の実の甘納豆を見つけました。

手のひらサイズの袋に、コロンとした蓮の実甘納豆が10粒ほど入っています。

コロンとした一口サイズ

亥鼻亭のご主人にたずねてみると、千葉市中央公園近くの「榎家」という和菓子店で作っているのだとか。

早速、榎屋へ行ってみました。

榎家のカウンターで、蓮の実甘納豆ラインナップ

千葉市中央公園から国道14号沿いに西へ200メートルほど行くと、すぐに見える赤い軒先が榎家です。

お店に入ると、ちはなちゃんのパッケージのお菓子が他にも販売されていることがわかりました。

甘納豆の他に、最中とゼリーもありましたよ。

榎家のショーケースには和菓子がずらり

ひょっとして、使われている蓮の実は、千葉市の花のオオガハス???

オオガハスについて、千葉市のホームページにはこう書かれています。

” 昭和26(1951)年、東京大学検見川厚生農場(現東京大学検見川総合運動場)で発掘された古代ハスの実3粒のうち1粒を植物学者大賀一郎博士がよみがえらせました。発掘された実は、今から約2,000年前のものとされています。
 その後、国内・海外の100か所以上に分根され、花の親善大使の役割も果たしています。
 平成5(1993)年には、政令指定都市移行を記念して本市の「市の花」に制定されました。
 毎年6月から7月にかけて、千葉公園などで淡紅色の優美な花を咲かせ、市内外から多くの人が鑑賞に訪れます。”
(千葉市ホームページより http://www.city.chiba.jp/sogoseisaku/sogoseisaku/chosei/oogahasu.html)

また、オオガハスは千葉県の天然記念物に指定されています。

店員さんに聞いてみると、これらのお菓子に使われているのは、オオガハスの実ではなく、中国産の漢方薬などに使われている蓮の実だそうです。

榎家の外観

榎家では、オオガハスが千葉市の花に制定されたことを受け、蓮の実を使って何かお土産品を作ろうということになり、蓮の実の甘納豆の開発を始めました。

国内で生産されている蓮の品種の違いから、実の仕入先が見つからず、中国や台湾で漢方薬として生産され、輸入している蓮の実を使っているそうです。

蓮の実の甘納豆は1週間ほど時間をかけて、1度にまとめて作るそうです。同時に大量の砂糖を使うため、近年、原材料が高騰していることで、ちょっと苦しい状況なのだとか。

甘納豆を作る途中でどうしても発生する割れてしまった蓮の実を、最中のあんやゼリーに入れるなどして、他のメニューを展開しています。

蓮の実は漢方薬として使われているだけあって、栄養価も高いと言われています。

文部科学省の日本食品標準成分表によると、100グラムあたり、カリウムを1300ミリグラム含み、ピーナッツやアーモンドなど種子類のなかでダントツです。
(http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/01/15/1365343_1-0205r2_1.pdf)

忙しくて食事の栄養バランスをとるのが難しいとき、おやつにちょこっと食べられる手軽さがいいですね。

榎家は明治期に東京で創業。第二次大戦で焼け出され、千葉に店を構えて現在に至ります。

戦前から高度経済成長期にかけて、千葉市のかつての中心街は「蓮池」と呼ばれ、お茶屋の黒塀が並ぶ華やかな花街が隆盛を極めていました。現在はビルが立ち並び面影もないですが、ささやかに蓮の実を通して「蓮池」が残っているということなのかも。

また、蓮の実のお菓子は、千葉市の優良観光土産品として推奨されています。

榎家ホームページ

2017年10月7日

ライダーの聖地とは 噂の「マッ缶公園」に巡礼してみた 市原

市原市の高滝ダム周辺へ行く用事があり、グーグルマップで「高滝ダム記念館」を調べていると、ふと目に入ってきた「マッ缶公園」の文字。

「マッ缶公園って、何?」と、ネット検索してみると、バイク乗りたちの休憩や集合のスポットになっている広場で、千葉ライダーの聖地と噂されているようです。

マッ缶公園

なんでも、広場の入口に千葉県民のソウルドリンク、缶入りの「マックスコーヒー」がある自販機が置かれており、数年前にライダーたちの間でこれを飲むのが流行したのだとか。

そこで、マックスコーヒーの愛称が“マッ缶”であることから、マッ缶公園と呼ばれるようになったそうです。

マッ缶公園入口の自販機

というわけで7日、自家用車で“聖地巡礼”してきました。

マッ缶公園は、圏央道の市原鶴舞ICから西へ約5キロメートル。高滝ダム記念館と橋を隔てた場所にあります。

芝生広場に野外ステージ、あずまや、公共トイレも設置され、駐車場は普通車で15〜20台ほど停められるゆったりとした公園です。

この日はあいにくの雨で人影はなく、ひっそりと静かに、ただただ時間が流れていました。

入口に高滝ダム周辺の案内看板があり、マッ缶公園をチェックしてみると、「高滝ダム記念広場」と書かれていました。正式名称なのでしょうか。

マックスコーヒーがありました

肝心のマックスコーヒーはというと、駐車場入口のそばに2台の自販機があり、そのうちの1台で販売されていました。

来たからには飲まねば。ということで、買ってみました。


マッ缶だけでなく、他のドリンクもいろいろな種類が揃っていましたよ。

他に変わった点は見当たらず、いたって普通の公園でした。

以上、マッ缶公園について、お届けしました。

近くに民家があるので、マナーを守って利用したいですね。




2017年9月30日

金運アップだ ゾウのご利益で1億円当選?! 長南町の「長福寿寺」

長福寿寺=長生郡長南町

境内にある石造りのゾウを撫でると金運がアップすると噂の、長生郡長南町にある「長福寿寺」へ24日、行ってみました。

長福寿寺は、圏央道の茂原長南ICから西へ2キロメートルほどの里山の風景の広がる場所にあります。桓武天皇の勅願によって798年に創建された由緒あるお寺だそうです。

境内に入ると大きな本堂の前に、鼻を頭の上に上げ、台座も含めた高さが3〜4メートルあろうかという石造りの象が2体。鼻の先端と本堂が、カラフルな連続旗で飾られています。

右が「吉ゾウくん」、左が「結愛(ゆめ)ちゃん」です。

吉ゾウくんの石像

吉ゾウくんには、願いが叶う、お金が貯まる、病気が治る、家庭円満になる、元気で長生きするの5つのご利益があるそうですよ。

なんと、1億円当選したとの声!

特に金運アップのご利益が絶大だそうで、本堂には「1億円当選しました」をはじめ、「宝くじが当たった」「臨時収入があった」など、参拝者が吉ゾウくんのご利益に与かった声が貼られています。

ご利益について、多くの声が寄せられているようです

吉ゾウくんに願いを叶えてもらう方法は、吉ゾウくんの足を優しく撫でながら、心の中で3回、願い事を唱えるのだそう。できれば、右前足、右後足、左後足、左前足と、時計回りに4本足すべてに願い事を念じるのが良いそうです。

結夢ちゃんの石像

一方の結愛ちゃんのご利益は、縁結び、恋愛成就、夫婦円満です。敷地内のおみやげ処「吉ゾウくんのお庭」でハート形のパワーストーンをゲットし、結愛ちゃんの頭の上のティアラに投げ入れてうまく乗ると、恋が実るそうです。

おみやげ処「吉ゾウくんのお庭」に並ぶ金運みくじの箱

吉ゾウくんのお庭には、金運みくじがズラッと並んでいますよ。1回につき100円と、200円のおみくじがありました。

秋の行楽シーズンに、ちょっと立ち寄って金運アップ祈願をしてみるのも、楽しいかもしれませんね。